【追記】2018.05.08
Googleから届いた「一般データ保護規則(GDPR)に関する重要なお知らせ」によって、当初は「データ保持期間を無制限にする」ことが適切かと思ったのですが、この方法は法律的に罰則を受けるリスクを含んでいるようです。場合によっては高額の制裁金を払わねばならないかもしれないとか…!なんだか、怖い。
※ご参考:日本貿易振興機構(ジェトロ)https://www.jetro.go.jp/world/europe/eu/gdpr/
このため、単純に「無制限の設定」をすることはもしかしてあまり良いことでは無いように思えてきたため、追記します。
結論から言うと、デフォルト設定の26か月のままにしておいた方(…弱気ですいません)が、「さわらぬ神にたたりなし」的な感じがしています。
それじゃ過去のデータはどうなっちゃうんだい!?
と思いますよね。でもどうやら削除されるのは「ユーザーデータとイベントデータのみ」のようです。Googleも「集約されたデータは影響を受けません。」と明言しているので、これを信じるとすれば大丈夫なはず。(と、信じたい)
そんなわけで、私はデフォルトの設定に戻すつもりです。
以上、追記でした。無制限の設定のままにするかどうか、今一度ご確認していただければと思います。
※GDPRとは~2018年5月25日にEEA(欧州経済領域)で施行される新しいデータ保護法
▼以下は、追記前の記事です。無制限の設定にする場合は、下記の要領で設定します。
皆さんアナリティクスを使用されていると思いますが、5月25日よりデフォルトの設定が変わることをご存知でしょうか。
管理画面のトラッキング設定をそのままにしている場合、26カ月間のデータ保持となり、2018年5月25日をもってそれ以前のデータは削除されます。
まだ何もしていない…!
という方、今なら簡単な作業をしておけばデータ削除を回避できます。
蓄積してきたデータが削除される前に、ぜひ作業しておきましょう。
設定は簡単で、1~2分で済むと思いますので、データ情報を保持し続けたい場合は変更しておくことをおすすめ致します。
解析データが削除されないようにするための手順
手順(1)
アナリティクスにログインし、左下の歯車アイコンをクリック。管理画面に移動します。
手順(2)
「データ保持」をクリックします。
手順(3)
ユーザーデータとイベントデータの保持の部分が「26か月」になっていると思います。
グレーになっている部分をクリックすると保持期限が選択できますので「自動的に期限切れにならない」を選び保存します。
以上で設定は終りです。とても簡単ですが、いくつもドメインを管理されている方は、ひとつひとつこの手順が必要になりますので、ちょっとは面倒かもしれませんね!
アクセス統計は今まで何をせずとも保持され続けてきましたが、今回の仕様変更で知らないうちにデータが見れなくなっていた!と事態が起きてしまいそうです。そうならない為にも、ちゃちゃっと設定を変更しておきましょう!